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検査機器の紹介

スペキュラーマイクロスコープ(角膜内皮撮影装置)

角膜内皮の画像1 角膜内皮細胞は、厚さ0.5mmの角膜の裏側の細胞で、1層のシートのように「内皮細胞層」を形成しています。
角膜内皮の細胞数は生まれたときから加齢とともに徐々に数が減っていきます。角膜内皮は細胞分裂しないため、細胞が死んで数が減った分は残った細胞がカバーします。その結果、一つの細胞の大きさが大きくなります。

その内皮を撮影する為の装置がスペキュラーマイクロスコープです。
左の写真は正常な角膜内皮です。細胞が均一な大きさできれいに並んでいる様子がわかります。

角膜内皮の画像2長期にわたる不正なCL装用によって、内皮細胞の形態に変化が生じる場合があります。左の写真はコンタクト装用歴25年の方の写真ですが、見てわかるように細胞の大きさも形もばらばらです。このような変化は長期にわたる角膜への酸素不足が原因とされています。

角膜内皮の細胞数が減ってしまうと、白内障などの手術をする場合に障害になる場合があります。
このような検査を通じて患者さんの目の状態を正確かつ客観的に把握し、コンタクトレンズの使い方の指導などを行っています。

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